フォルストのような冷静沈着な人物にとっても、北に大きな船が何故、突如として町に現れたのかについては興味深かった。船体には多様な傷跡があり、船体中央から船首にかけてはひと際大きく裂けており、まるで尖った巨大な何かに思い切り貫かれたかのようである
子供や好奇心旺盛な村人が近づくと、黒い三角帽をかぶり、赤いウールのロングコートを着た老人に例外なく追い払われた。やがて、博識なクインがその船の来歴を明らかにした。これこそが30年近く行方不明となっていた「サンディエ号」であり、酔っ払いの老人はかつて「四大船王」のひとりとして名を馳せた船長マリンだったのである
全盛期のマリンは、10隻近くの大型船を束ね、総勢千人のクルーを率いていた。その名は世に轟き、王室さえも彼を船王のひとりに任命するほどであった
当時のマリンは、意気揚々と無敵艦隊を率い、未知の海域へ冒険に出ようとしていた。慣例に従い、彼はクルーに世に残す最後の手紙を送るよう命じた
「目の前の海域は平穏そのものに見えるが、決してそんな甘っちょろいものではないと私は感じている。者ども、気を引き締めろ!サンディエゴ号に栄光あれ!」――このしわくちゃになった手紙は、今も王室の図書館に保管されている。その後、マリンとその艦隊は30年もの間、まるで人間が蒸発したかのように、完全に消えてしまったのだ。その間に何があったのかを知る者は誰もいない…
マリンが失踪した海域は、常に濃い霧に包まれているため、後に「霧の海」と呼ばれるようになった。しばしば失踪した船隊の痕跡を探す者が現れたが、誰一人例外なく、その不思議な海域の遭難者リストに名前が加わるだけであった…
遭難者が増えるにつれ、無用な動揺を避けるため、王室はその海域に近づく事を禁じた。そのため、内陸の住民達でさえ船団についての不思議な噂話を耳にすることになる。ある者は、そこは悪魔が棲む三角地帯だと言い、また別の者はそこが冥府へ通じる扉だと言った。しかし、現時点で霧の海からの生還者はいないため、どれも噂の域を出ない…
「そこは何もなかったんだ。海の霧は知ってるじゃろ?冷たい空気と暖かい空気がぶつかると、ああいう霧ができるんじゃ…」
「ヒック…なぜ消えないんだあ?磁場って分かるか?あのクソみたいな場所では、磁場が機能しないんじゃ!そのせいで海の霧はずっとそこにあって、わしらも…ヒック、そこから出られなくなったんじゃ…」
「科学を信じろ!魔物なんているわけないじゃろ!」と酔っ払いの爺さんは周りの客に科学の重要性を説こうとしていた。だが、顔を真っ赤にしたところで、皆を納得させることはできなかった
話にオチがないと感づいた者は次々と去り、賑やかなバーは再び静まり返って、残されたのは酒杯を抱えた酔っ払いの老人のみになった。「魔物じゃと?ヒック、そんなもんわしらがとっくに片づけたわい。生かしておくわけないじゃろ…」
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星数 | ティア |
ティア1 | ティア2 | ティア3 | ティア4 | ティア5 | ティア6 | 合計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
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1 | 1 | 2 | 2 | 2 | 2 | 10 |
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5 | 5 | 5 | 5 | 5 | 15 | 40 |
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15 | 15 | 15 | 15 | 15 | 40 | 115 |
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40 | 40 | 40 | 40 | 40 | 100 | 300 |
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100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 100 | 600 |
マリンは潮汐の力を使って敵を引き寄せる事を得意とする。攻撃*200%/220%/240%/260%/280% の範囲ダメージを与える。さらに1.5秒間行動不能状態にする
濃すぎる酒の霧も攻撃に使える。攻撃*50%/55%/60%/65%/70% の範囲ダメージを与える
どんなに不幸な者にも幸運な日は訪れる。8/7/7/6/5 回の通常攻撃毎に次回の攻撃でターゲットを 0.2/0.2/0.4/0.4/0.5 秒間眩暈状態にする
予測不能な奇襲で自軍を助ける。8%/16%/24%/32%/40% の確率で味方全部隊の与ダメージが50%上昇
「一杯のラム酒で、憂いと悩みは消え去る」。味方全部隊の攻撃時、20%の確率で敵の総殺傷力を 10%/20%/30%/40%/50% 減少。2ターン持続
味方全部隊の攻撃時、50%の確率で与ダメージが 10%/20%/30%/40%/50% 上昇する